Fishです。
皆さん、TOEICリスニングで、うまく聞き取りが出来ない!なんてことありませんか?
私の場合、
TOEIC500点台から800点を狙う!と決めたはいいものの、リスニングパートはズタボロ。
何が原因で、どう対処すればいいのかわからない!
という状態に陥りました。
そこで自分なりに調べ勉強方法を模索し、
結果的にTOEICのリスニングパート満点まで3ヶ月で到達しました。
そこで、実際に私が感じた原因と、実施した対策を皆さんに共有したいと思います。
この記事を読んでほしい方
- すでにTOEICで500点台は持っている
- リスニングが苦手で、聞いている途中でわからなくなる、原因がわからない
- どのようなリスニング対策をすればいいいのか、手探り状態
聞取り出来ない原因3つ:文法理解・語彙力・リスニング慣れ
リスニング音声が聞き取れないと言っても、原因は大きく3つあると思います。
そもそも、文章の文法・意味を理解できていない
そもそも論ですが、皆さん、リスニングに使われている文章の意味、理解出来ていますか?
使われている品詞や文法は理解出来ていますか?
「そんなものは当たり前じゃん」「リーディングは得意だよ」
なんて人は問題ありません。
しかし、Part3,4に使われる英文は、
これからTOEIC800点を目指す方(500,600台の方)にとって、そんなに簡単ではないと思います。
私の場合、 TOEIC500点台の時は、公式問題集の解説文を読んでも理解できないことが多々ありました。 公式問題集には"単語の意味"と日本語訳しか書かれていないので、"なぜその和訳になるの?”と文法理解に苦しむことも、、、、
よって、リスニングでも精読が必要となってきます。
知らない単語が出てくるとわからなくなる
リスニング文章の文法理解が出来ていたとしても、知らない単語が続くと
「え、聞き取れない。。。」
となりますよね。
それはそのとおりで、初めて聞いたワードが出てくると、必死に意味を理解しようとしていた脳の処理が停止してしまいます。
当然ですが、語彙力は超・重要です。
本命:英語発音に慣れていない、スピードに慣れていない
さて、文法も単語の意味もわかっているのに「聞き取れない」という場合。
これは、明らかに英語の”音”と、話者の”スピード”に慣れていない、ということです。
英語発音に慣れていない
例えば、exceptやexclude、exclusiveのexで始まる単語。
こちらはexceptとexcludeは”iks:イクス”で始まりますが、exclusiveは”eks:エクス”で始まります。
細かく言うとアクセント位置の違いによる規則性がありますが、
発音を知っていないと聞き取りが出来ない、もしくは異なった意味に捉える可能性があります。
つまり、単語の意味と音がリンクしていないと、聞き取れたことにはなりません。
ここでいう"知っている"、とは、受験勉強のように"発音記号を覚える"とは異なります。 「この単語がどのような音か耳が知っている」状態なので、意味と発音がリンクしていればそれでOKだと思います。 (TOEICの場合)
スピードに慣れていない?音の脱落を捉えていないかも?
こちらに関して、そもそも話者のスピードに慣れていない可能性が高いです。
これは、もう慣れの世界。語学学習は”壮大な慣れ”と言われていますが、トレーニングを重ねる他ありません。
もう一つの原因として、音の脱落(リエゾン)がつかめていないのかもしれません。
Check it out!
と聞いてチェケラ!と読む人。(同じCDTV世代??)
これは、本当は”チェック イット アウト”となりますが、音がつながってチェケラとなっています。
これをリエゾンといいますが、単語と単語が繋がり、それにより音が消失しています。
これは文章が読めても、音声を聞くとわからない、特に「早すぎる!」と感じる理由の一つだと思います。
各課題のおすすめ勉強法
文章の文法・意味を理解できていない
こちらに関して、個人的には公式問題集のリスニングパートの精読をおすすめします。
というか、私はそうしていました。
具体的には、Part3と4のスピーキングに使われる文章をコピーし、精読をすることで文法や品詞を一つ一つ理解していきます。
具体的なやり方は、下記のリーディングパート対策でも解説しています。
この精読は、面倒になることもあります。
しかし、読めない文章は、聞けても意味を理解出来ません。(当たり前)
よって、この精読した文章を下記の速度変化リスニングに活用することで、本当の聞き取り力が向上していきます。
語彙力強化:キクタンを効率よく覚えよう
語彙力の強化に関しては、様々な単語帳(金のフレーズや、公式の単語帳)があります。
私はキクタンを使っていました。
(具体的にはキクタンTOEIC800をメインに、600と990も活用)
理由は、スコアごとに分けて、最適な単語量が程々にまとめられているから、です。
ちなみに、金のフレーズを使ったことがありますが、 即効性はありそうな反面単語数が少ないため、程よい単語量のキクタンを使っていました。
具体的な覚え方は、下記を参考にいただけるといいと思います。
リスニング対策は、低速/高速リスニングがおすすめ
単語や精読は、リスニング対策前のウォームアップようなものです。
私がリスニング対策としておすすめなのは、低速/高速のリスニングを行うことです。
どういうこと?という方がほとんどかと思いますが、
一言でいうと、
正確に聞き取れるまで低速で聞き、その後スピードを高速にする。これを交互に行う。
というトレーニング方法です。
※ここから先は、公式問題集を使う前提でお話をしています。しかし勉強方法は普遍的で、他のテキストでも有効です。
低速リスニングで、聞き取れない”音”を聞き取れるまで繰り返し確認する
これは、
- 精読をした公式問題集を読みながら、
- 英語音声を0.5倍速で何度もいて、
- 聞き取れない”音”を無くす。
というやり方です。
この低速リスニングをすることで、消失している音を把握することが出来ます。
高速リスニングで、音声スピードに慣れる
これは、低速で聞いたリスニング音源のスピードを、1倍、1.5倍と上げていくトレーニングです。
これにより、”知っている英語を高速で”繰り替えしリスニングできるため、
聞き取り力が回数に比例して上がっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リスニングが聞き取れない!
という方は、“文法理解・語彙力・リスニング慣れ”に問題があることが多いと思います。
そこで私は
- 精読を行う(リーディング対策と同じ)
- キクタンを効率よく暗記し語彙力を増やす
- 低速/高速リスニングで、音とスピードに慣れる
という方法を行い、TOEICテストのリスニング満点までたどり着きました。
参考に慣れば幸いです!
コメント